ノンフィクション

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床屋さん

ふぇろろです。

今日は床屋に行ってきました。

自宅からおよそ15分かかります。

今日は10分で着きました。勝因は信号。

混雑を避けるために、お昼に行こうと思っていたのですが、昼寝をしていたらおやつの時間でした。

よくあることですね。

床屋に着くと案の定、人間がたくさん。

「いらっしゃいませー、カットでよろしいですか?」

「はい」

「ただいま混雑してまして1時間ぐらい……」

「大丈夫です」

「……かかってしまうのですが大丈夫ですか?」

「大丈夫です」

大丈夫です。食い気味に言ってしまうと二度言うはめになります。

「ではお掛けになってお待ちください」

「はい」

イスが空いてない。

混雑時の床屋あるあるランキング一位の「待つときのイスが空いてない」に遭遇。

僕は夜以外はいくらでも寝れるので、イスがあれば1時間ぐらいはどうということは無かったのですが

イスが空いてない。

ハリーポッターで例えるなら階段下の物置部屋が存在しないダーズリー家です。

居場所がない。

まるで僕の中学時代みたい。

居場所がなかった中学時代は無意味に校内を歩き回ってました。

無意味に校内を歩き回るときのポイントはあたかも目的があるかのように振る舞うことです。

誰とも目を合わせずに、ただただ存在しない目的地に向かう。

間違っても方向転換をしては行けない。

奴らに勘ぐられてしまう。

あいつは目的もなく歩いている寂しいやつだ、と………………


10分ぐらいしたらイスが空きました。

コートをハンガーに掛け椅子に座ると、社会の窓が空いていました。

ソーシャルウィンドウと言うとIT用語みたいで素敵ですね。

空いたままの方が恥ずかしいので普通に閉めました。

ここでやっと一息つき眠ろうとした時、あることが脳裏によぎります。

一日中寝てるから夜眠れないのでは?

じゃあブログを更新しようと思いここまで書きました。

あれ、なんだか意識が…………













気がつくと髪を切り終わってました。怖いですね~。